第十一番 深雪山 上醍醐寺・准胝堂

諸国へ御朱印の旅

第11番札所・深雪山上醍醐寺・准胝堂

西国三十三所観音霊場

第11番札所・深雪山上醍醐寺・准胝堂

西国三十三所観音霊場(御詠歌)

第11番札所・深雪山上醍醐寺・准胝堂

(住所)京都府京都市伏見区醍醐醍醐山1
(御詠歌) 「逆縁も もらさで救う 願なれば 准胝堂は たのもしきかな」

准胝堂の創建は、貞観18年。醍醐寺開山、聖宝理源大師が開山のおり、柏の霊木から准胝観世音菩薩を彫り、 その柏の木があった場所にお堂が建てられたのが最初とされる。
その後、何度か焼失したがそのつど再建されてきた。


御朱印とは

 神社・寺院に参拝した「証」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、
参拝の「証」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも「納経印」、「納経印帳」、「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされ、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りをしてはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
その参拝の「証」でもあります。

御詠歌とは

 御詠歌とは、巡礼する庶民にわかりやすく仏の存在を知らしめるために作られたもので、基本字数は短歌と同じです。
最も古い歴史と伝統を持つ御詠歌発祥が西国三十三ヶ所です。
718年長谷寺の徳道上人によって開かれた西国三十三ヶ所は、次第にすたれていましたが、約270年後に「西国三十三ヶ所中興の祖」と呼ばれる花山法皇が再興され、各札所の御詠歌を作られました。
この御詠歌は、ひじょうにストレートに寺ごとの特徴や、祀られた観世音菩薩の功徳を讃えるものばかりです。


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